清水俊一さんから、ハワイの友人からの面白いメイルと My Wayの動画が送られてきました。 動画は2017年に南アフリカのプレトリア開催された「Classics is Groot」コンサートの曲で AMIRAとその友人達と歌い上げたものです。 老人が物悲しく歌うMy Way では無くとても清々しく明るい未来を思わせるような 素敵な感動的な動画でした。 https://www.youtube.com/watch?v=wfqx0K4Kez0 https://www.elanka.com.au/my-way-amira-friends-a-minha-vida/ さて、問題は ポール・アンカ が フランク・シナトラに My Way の曲を描いた時の 裏話が添付されたメイルの内容です。面白いメイルですと言われても その1969年の二人がどんな過去を持っていて、その時どんな状況だったか知らない自分には、 残念ながらそのメイルの面白さは理解出来ませんでした。 さて、最初にポール・アンカとはから始めました。 1958年（昭和33)年９月６日、「ダイアナ」を世界中にヒットさせた17歳の歌手ポールアンカ（中央） が羽田に来日。（当時、小生は大学生で今でもこのＴＶで空港での大騒ぎは覚えています、ポールの 右後ろの眼鏡の男はトニー谷さんではないでしょうか？） その当時、日本でもロカビリーブームの絶頂期とあって、空港は歓迎人並みで大混雑。 色々と、ネット上で探していると、Fuji Music Group,Inc代表取締役会長(高校時代に二代目 ポール・アンカのファンクラブ会長に就任）の「たかなる心の歌」ポール・アンカ「ダイアナ」に 巡り合い色々なことを学ばせて貰いました。 （この動画シリーズはYouTubeで見ることが出来ますのでお奨めです） ポール・アンカ(1941/07/30)ーーー レバノンの正教徒移民の子としてカナダのオタワで生まれた。1990年にアメリカ市民権取得・ 二ールセ・ダカ や デル・シャノンと共に、ポップスの草創期を代表するシンガーソングライター。 1957年（16歳）年に自分の弟のベビーシッターへの片思いを綴った自作曲「ダイアナ」でデビュー。 この曲はいきなり、Billboard Hot 100の第一位を獲得。 ユアマイデステニー、クレージーラブを次々とヒット・ ユアヒットパレードーーー 1955年から1976年にかけて文化放送で放送されたラジオ番組。 日本に於いて洋楽をベストテン形式で紹介した最初の番組。 ｢ダイアナ」「ユアマイデステニー」「クレージーラブ」が上位を占める快挙。 後にビートルズがベストテンに何曲も入れる事を10年前に成し遂げていた。 バディ・ホリー Buddy Holly(1936/9/7〜1959/2/3)ーーー アメリカのロック・ミュージシャンの草分け、代表作 [That'll Be The Day],[Peggy Suel] １９５９年に小型機の墜落事故で死亡 その Hollyがポールの才能を認め「こいつは凄い！オレの曲も書いてくれよ！」 ポールは直ぐ快諾したそうです。 自分が、ロックンロールの始まりの時代に共に生きていたことを改めて知り Buddy Holly の 曲を初めて聴いて見て、プレスリーを感じたこと 今回の大きな収穫でした。 自分が作詞・作曲そして歌って、音楽出版社から印税を貰うというのが当たり前の時代に ポール・アンカは直ぐに、若くして、自分で音楽出版社[SPNKA]を設立した そのビジネスセンスを朝妻一郎さんは高く評価していました。 そして、小生が感心するのは未だ現役で８１歳で15年振りにこの５月に 日本講演をするという生きに長さ！ 17歳で花々しくデビューし、81歳の日本講演その間にきっと低迷する時期もあったはず、 ポールは1960年代半ばからはヒットに恵まれず低迷しており、 一方、フランク・シナトラも歌手をやめたいと思っていたそんな時期の 1968年にポール・アンカが「マイ・ウエイ」をシナトラに贈り それが大ヒットになった。 きっとこの時期の二人のやり取りが、英文のハワイの友人からの面白いメイルなのでしょう。 ロカビリー三人男/山下敬二郎、平尾昌晃、ミッキー・カーチスも頑張っていましたね、 とても懐かしいです。